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渋沢栄一記念財団寄附講座「日中関係と東アジア」

渋沢栄一記念財団について

 渋沢栄一記念財団は、明治の経済近代化を指導した渋沢栄一(1840-1931)が常に主張し、実践していた経済倫理を高揚することを主な目的とした財団法人です。少年時代に儒教の薫陶を受けた栄一は、晩年に「論語と算盤」という比喩でもって「道徳経済合一主義」を唱導し、1914年に日中経済界の提携を図るために画期的中国訪問を実現しました。約百年後のいま、当財団が栄一の精神を継承し、「国際儒教研究セミナー」を日・中・米三国で連続開催したほか、辛亥革命の発祥地である武昌の華中師範大学中国近代史研究所や、中国の渋沢栄一と言われる張謇(1853-1926)が創設した南通博物苑などと活発な研究協力活動を行っています。昨年、日中交渉史の研究で有名な関西大学が「文化交渉学」という新しい分野の教育研究を提案し、文部科学省グローバルCOEプログラムに採択されました。これを機に、当財団は東アジアの将来に大きく影響する日中関係の研究を奨励するために、平成20年度から関西大学大学院文学研究科で寄附講座を三ヵ年開設し、文化交渉学専攻の中国人留学生の一部に奨学金を給付することを決めました。こうした努力を通じて日中両国民の相互理解を少しでも促進できれば、幸いに存じます。(渋沢栄一記念財団理事長 渋沢雅英)

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渋沢栄一記念財団寄附講座 「日中関係と東アジア」について

 関西大学では、文部科学省に採択された平成19年度グローバルCOEプログラムとして、文化交渉学教育研究拠点及び大学院文学研究科文化交渉学専攻が設置されました。今年から、渋沢栄一記念財団の協力により、秋学期の大学院授業及び市民向けの公開講座として、寄附講座「日中関係と東アジア」を3年間開講する運びとなりました。
  歴史上、東アジア諸国は仏教と儒教をバックボーンとする豊かな伝統文化を共有しながら、比較的に平和的相互関係を維持してまいりました。アヘン戦争以降、近代西洋の影響のもとでいち早く明治維新を成功させた日本が、近隣諸国の近代化のモデルとなる一方、列強との競合のなかで隣国の権益を損害する道も辿りました。終戦後の60年間、日本・韓国・中国は各自の体制を変革し、相次いで高度経済成長を達成しており、シンガポールをはじめとする東南アジア諸国も、地域政治と世界経済のなかで重要なウェートを占めるようになりました。
  今日の東アジア及び東南アジアは、伝統的宗教文化の絆が様々の形で息づいていると同時に、持続可能な経済発展と環境保護のための相互依存関係も深まっています。しかし一方、域内諸国の政治体制、価値観及び歴史認識の違いもあるため、お互いの信頼関係及び地域安全保障上の問題が少なくありません。これらの問題を乗り越えるための智恵を拝借するため、ここにおいて、内外の著名人を講師に招き、過去の歴史を振り返り、現実を見つめ、互恵・共生の未来像を描いていただこうと思う次第であります。
  なお、「東アジアの過去、現在と未来」をテーマとするこの平成20年度寄附講座につづき、平成21年度は「東アジアの宗教と思想」(仮題)というテーマで儒教・仏教・道教・神道をめぐる日中思想交渉史を探り、平成22年度は「東アジア地域の文化的絆」(仮題)というテーマで、漢文・書道・音楽・美術をめぐる日中文化交流史を探りたいと考えています。
  どうぞご期待ください。

コーディネーター
陶徳民・二階堂善弘
関西大学大学院文学研究科教授

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2008年度テーマ「東アジアの過去、現在と未来」

 

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